イボバッタは、背中(前胸背面)にイボの様な突起が2つあるバッタの仲間。
草地というよりも、土が剥き出しになったような荒地・裸地にいることが多い。
イボバッタは体色も環境に合わせた褐色をしているので、非常に見つけづらい。この個体は、遠路わきの石に張り付いているところを撮影した。(90°右に回転させたのが正しい姿)
イボバッタの基本データ
分類:動物界 節足動物門 昆虫綱 直翅目(バッタ目)バッタ亜目 バッタ科 トノサマバッタ亜科 Trilophidiini族 Trilophidia属 イボバッタ
学名:Trilophidia annulata(Trilophidia japonica)
漢字名:疣飛蝗
大きさ:♂20~25mm ♀30~35mm
成虫の見られる時期:7~11月
分布:本州・四国・九州
食べ物:イネ科、カヤツリグサ科、
学名:Trilophidia annulata(Trilophidia japonica)
漢字名:疣飛蝗
大きさ:♂20~25mm ♀30~35mm
成虫の見られる時期:7~11月
分布:本州・四国・九州
食べ物:イネ科、カヤツリグサ科、
イボバッタは体長3cm前後と小さいので、イボの観察には虫メガネがあると便利だ。
新しい世界が見える?正しいルーペ・虫眼鏡の使い方【レヂヲのいきものコラムVol.3】
虫メガネを使えば、フィールドでもこれぐらい細かく観察ができるだろう。
昆虫の顔を正面から観察するのも面白い。
下向き三角▼に並んでいる小さな〇は、バッタの単眼。大きな二つの複眼で物の動きや形を、単眼で明るさを見ているという。
こちらはおそらくイボバッタの終齢幼虫。幼虫からイボがあるので、見わけやすい。