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ホソクビツユムシ

ホソクビツユムシ

ホソクビツユムシ
2018年8月長野県下伊那郡

ホソクビツユムシは、山地性のツユムシの仲間。この雌の個体は標高1,000mほどのキャンプ場で撮影した。

翅が短く、腹部も太いので、一見ツユムシの仲間には見えない(とワタシは思うのだが)。

触角に白い斑紋がメモリのように入っているのも、ホソクビツユムシの特徴の一つである。

ホソクビツユムシの基本データ

分類:動物界 節足動物門 昆虫綱 直翅目(バッタ目)キリギリス亜目 キリギリス下目 キリギリス上科 キリギリス科 ツユムシ亜科 Shirakisotima属 ホソクビツユムシ
学名:Shirakisotima japonica
漢字名:細首露虫・細頸露虫
大きさ:35~38mm
成虫の見られる時期:7~10月
分布:本州・四国・九州
ホソクビツユムシの鼓膜
2018年8月長野県下伊那郡

キリギリス科には前脚脛節に耳がある仲間が多いが、ホソクビツユムシもその一つ。

雄は「チキチキ、ヂューイ」と鳴く(ワタシにはそう聞こえるのだ)が、雌の脚の耳にはどのような愛の囁きに聞こえるのだろうか。

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