2018年9月17日神奈川県横浜市ツユムシは、全体的に線が細く華奢なイメージのキリギリスの仲間。
近づくと跳ねずに飛んで逃げるが、翅をはためかせる様まで弱々しく感じるのは、先入観のせいだろうか。
ツユムシは、キク科やマメ科など色々な植物を食べる。
分類:
動物界 節足動物門 昆虫綱 直翅目(バッタ目)キリギリス亜目 キリギリス下目 キリギリス上科
キリギリス科 ツユムシ亜科 ツユムシ属 ツユムシ
学名:Phaneroptera falcata
漢字名:露虫
大きさ:29~37mm
成虫の見られる時期:6~11月
分布:北海道・本州・四国・九州
2018年9月17日神奈川県横浜市バッタ目の中で、体よりも長い触角を持つのは、キリギリス・コオロギの仲間である。ツユムシはキリギリスの仲間なので、写真のように触角がとても長い。
2018年9月17日神奈川県横浜市お尻のグルッと巻き上がった部分は産卵管。産卵管があるということは、雌のツユムシということだ。
2018年9月16日神奈川県横浜市お尻を見ると産卵管がないことが確認できるので、雄である。残念ながら左後脚が欠損している。
雄は「ピチピチ」と鳴いて、雌を誘うようだ。
2018年9月17日神奈川県横浜市写真の個体はシロツメクサの葉を食べていたが、撮影しようと近づいたら、食べるのをやめてしまった。お食事中、申し訳ないことをした。


バッタ・コオロギ・キリギリス生態図鑑
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