ホシササキリは、草地にすむキリギリスの仲間だ。前翅の付け根側にある黒い点を星にたとえて名づけられたという。
草地の足元で「シリリリリリリリ…」と鳴き声が聞こえたら、足元をよく探してみよう。ただし、声量が小さいので、よく耳を澄まさないと聞き逃してしまうだろう。
ホシササキリの基本データ
分類:動物界 節足動物門 昆虫綱 直翅目(バッタ目)キリギリス亜目 キリギリス下目 キリギリス上科 キリギリス科 ササキリ亜科 ササキリ属 ホシササキリ
学名:Conocephalus maculatus
漢字名:星笹螽斯
大きさ:21~27mm
成虫の見られる時期:7~11月
分布:本州・四国・九州・沖縄
食べ物:イネ科植物など
冬越し:卵で越冬
学名:Conocephalus maculatus
漢字名:星笹螽斯
大きさ:21~27mm
成虫の見られる時期:7~11月
分布:本州・四国・九州・沖縄
食べ物:イネ科植物など
冬越し:卵で越冬
背中側は、頭から翅の先まで褐色。
キリギリスの仲間は、触角が長い。ひとつ前の写真の個体は、敵に襲われたのか触角が切れてしまっているようだ。
メスのホシササキリ。赤みのある産卵管が腹端から伸びている。トップの写真もメス個体だ。
正面から見ると、なかなか愛嬌のある顔をしている。