
コバネイナゴは、複眼の後ろから腹にかけて走る黒と黄色のラインが鮮やかな、イナゴの仲間。
最近の分類では、イナゴの仲間は「イナゴ科」ではなく「バッタ科イナゴ亜科」とすることが多いようだ。
コバネイナゴは、イネ科を中心に幅広い種類の草を食べる。米農家にとっては、水田のイネを食い荒らす害虫となる。
コバネイナゴの基本データ
分類:動物界 節足動物門 昆虫綱 直翅目(バッタ目)バッタ亜目 バッタ科 イナゴ亜科 イナゴ属 コバネイナゴ
学名:Oxya yezoensis
漢字名:小翅稲子
大きさ:♂16~34mm ♀18~40mm
成虫の見られる時期:7~12月
分布:本州・四国・九州・沖縄
学名:Oxya yezoensis
漢字名:小翅稲子
大きさ:♂16~34mm ♀18~40mm
成虫の見られる時期:7~12月
分布:本州・四国・九州・沖縄

背中の色は茶色・緑色・紅色の3タイプがいる。写真のコバネイナゴは茶色型雌。

コバネイナゴは名前の通り、腹よりも翅が短いことが多いが、わずかに腹を超える長翅型もいるようだ。

コバネイナゴは、やはりイネ科の植物との組み合わせが様になる。