白っぽくて背中に二つの瘤があるゾウムシなので、シロコブゾウムシ。非常にわかりやすい名前だ。
シロコブゾウムシは、クズやハギなどマメ科の植物の葉を食べる。
ベージュでゴツゴツとした躰は、まるで落花生のようだ。ピーナッツゾウムシという愛称を提案したいのだが、いかがだろうか?
シロコブゾウムシの基本データ
分類:動物界 節足動物門 昆虫綱 鞘翅目(コウチュウ目)カブトムシ亜目 ゾウムシ上科 ゾウムシ科 クチブトゾウムシ亜科 シロコブゾウムシ
学名:Episomus turritus
漢字名:白瘤象虫
大きさ:13~15mm
成虫の見られる時期:4~9月
分布:北海道・本州・四国・九州
学名:Episomus turritus
漢字名:白瘤象虫
大きさ:13~15mm
成虫の見られる時期:4~9月
分布:北海道・本州・四国・九州
身の危険を感じると、死んだふりをしてポロリと落ちる。落下して生きのびるので、落下生ゾウムシ…というダブルミーニングは少し理屈っぽいかもしれない。
ゾウムシの仲間は、口吻が象の鼻のように長い種が多いが、シロコブゾウムシは口吻が短いクチブトゾウムシ亜科に分類される。
アップで見ると恐ろしい口をしている。