ダイミョウセセリは、黒い翅に白い紋と縁取りがシックなセセリチョウの仲間である。
イチモンジセセリなどセセリチョウの仲間は、前翅を閉じ後翅は開いて止まっていることが多い。しかし、ダイミョウセセリは両方の翅を開いて止まる。
ダイミョウセセリの基本データ
分類:動物界 節足動物門 昆虫綱 鱗翅目(チョウ目) セセリチョウ上科 セセリチョウ科 チャマダラセセリ亜科 ダイミョウセセリ属 ダイミョウセセリ
学名:Daimio tethys
漢字名:大名挵
大きさ 開帳:30~40mm 前翅長:15~20mm
成虫の見られる時期:4~10月
分布:北海道・本州・四国・九州
学名:Daimio tethys
漢字名:大名挵
大きさ 開帳:30~40mm 前翅長:15~20mm
成虫の見られる時期:4~10月
分布:北海道・本州・四国・九州
この止まり方にどんな意味があるのかは解らないが、何かしら理由があるのだろう。(あるいは、前翅を閉じる方に理由があるのかもしれない。)
この止まり方や翅の色合いから、コミスジやミスジチョウと間違えられることもあるようだが、あちらはタテハチョウの仲間になる。
いきものの分類は、むずかしい。
タテハチョウのように翅を閉じて止まることもある。
正面から見た顔。可愛い。
ハルジオンの蜜を吸うダイミョウセセリ。
顔が花粉まみれになっている。植物の花粉媒介に一役買っているようだ。
幼虫はヤマノイモの仲間の葉を食べ、その葉を折り畳んで身を隠す。