ドクガ科ではあるが、幼虫から成虫に至るまで毒はない。
春になると、幼虫はミズキの葉を食べて成長する。梅雨前には蛹から成虫となって、日中にヒラヒラと飛び回る。
多くの方が、その優雅な姿を見て「あの白い蝶はなんですか?」と尋ねてくる。
そんな時は、蛾であることは告げずに、その姿を楽しんでもらう。「キアシドクガ」という名前を聞いた途端に、嫌悪感をあらわにする方が大半だからである。
「蛾=気持ち悪い」という先入観を捨ててその姿を見てもらえば、美しい昆虫であると感じてもらえることもあるのだ。
分類:動物界 節足動物門 昆虫綱 鱗翅目(チョウ目)ドクガ科 Ivela属 キアシドクガ
学名:Ivela auripes
漢字名:黄脚毒蛾
学名:Ivela auripes
漢字名:黄脚毒蛾
大きさ 開帳:50~57mm 前翅長:25~30mm
成虫の見られる時期:5~7月
分布:本州・四国・九州