エビイロカメムシは、イネ科植物の汁を吸うカメムシの仲間だ。写真はススキの葉上で発見したエビイロカメムシだ。
頭と前胸背を結んだ三角形が非常に特徴的である。
エビイロカメムシはカメムシ科ではなく、エビイロカメムシ科に分類されることもあるようだ。
エビイロカメムシの基本データ
分類:動物界 節足動物門 昆虫綱 半翅目(カメムシ目)カメムシ亜目 カメムシ科(エビイロカメムシ科)エビイロカメムシ
学名:Gonopsis affinis
漢字名:海老色亀虫
大きさ:14~19mm
成虫の見られる時期:5月~10月
分布:北海道・本州・四国・九州・沖縄
学名:Gonopsis affinis
漢字名:海老色亀虫
大きさ:14~19mm
成虫の見られる時期:5月~10月
分布:北海道・本州・四国・九州・沖縄
イネ科の葉がない場所で発見。汁を吸っている様子は見られなかった。
エビイロカメムシの幼虫は、成虫とは随分違う姿をしている。成虫もほんのり赤味がある個体がいるが、幼虫の方がより顕著である。
「エビイロカメムシ」という名前を聞けば、赤い筋の模様もなんだかエビに見えてくるから不思議なものだ。本当にこの幼虫の姿から名付けたのかはわからないのだが。