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ニリンソウ
ニリンソウ
2017年4月16日神奈川県横須賀市

ニリンソウは、春先に花を咲かせ、夏には姿を消してしまう「スプリング・エフェメラル(春植物)」の1つに数えられるキンポウゲ科の植物

早春の山道でこの可愛らしい双子の顔が見えると、なんだかウキウキして疲れも吹き飛んでしまう。

その名の通り1つの茎から2つの花が咲くことが多いが、1つや3つの場合もある。

分類:植物界 被子植物 真正双子葉類 キンポウゲ目 キンポウゲ科 イチリンソウ属 ニリンソウ
学名:Anemone flaccida
漢字名:二輪草
花言葉:友情・協力・ずっと離れない大きさ:10~25cm
花の見られる時期:4~5月
分布:北海道・本州・四国・九州

ニリンソウ
2017年4月16日神奈川県横須賀市

一部都道府県ではレッドリスト指定を受けていたり、そうでない地域でも保全対象とされていたりするのは、やはり数が減ってきているのだろう。

 

ニリンソウの花
2023年3月神奈川県川崎市

キンポウゲ科の花は、花弁に見えるものが萼片であることが多い。ニリンソウも白い花弁風のものは萼片である。萼片の枚数は5~6枚が多いが、個体差がある。

ニリンソウの葉
2023年3月神奈川県川崎市

ニリンソウの葉。

二輪のニリンソウ
2023年3月神奈川県川崎市

少し湿った薄暗い林床が好みなようで、群生することもある。

個人的には、ひっそりと数株が咲いているのが好みだ。


植物(小学館の図鑑 NEOポケット)

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