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ゲンノショウコ

ゲンノショウコ

ゲンノショウコ
2017年9月山梨県南都留郡

ゲンノショウコは、整腸薬として用いられるフウロソウ科の多年草。

下痢止めとして飲むとすぐに効果が現れ、「現によく効く証拠」から「ゲンノショウコ」と呼ばれるようになったそうだ。

他にも「イシャイラズ」「タチマチグサ」「テキメンソウ」などと呼ばれ、民間薬として非常に優秀であることがうかがえる。タチマチグサやテキメンソウなどは、ドラえもんの道具としても登場しそうな名前である。

薬効や花の可愛らしさばかりに目が行きがちだが、種子の散布方法も興味深いので、花を見た後にも注目して欲しい。(良い動画が撮れたらアップしようと思う。)

ゲンノショウコの基本データ

分類:植物界 被子植物 真正双子葉類 コア真正双子葉類 バラ類 アオイ群 フウロソウ目 フウロソウ科 フウロソウ属 ゲンノショウコ
学名:Geranium thunbergii
漢字名:現の証拠
別名:イシャイラズ・タチマチグサ・テキメンソウ・ミコシグサ・ネコアシグサ
花言葉:心の強さ・憂いを忘れて
大きさ:30~50cm
花の見られる時期:7~10月
分布:北海道・本州・四国・九州

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