蒼い金属光沢のある鞘翅に白い斑点模様のコガネムシの仲間。お腹にも背中にも毛がたくさん生えていれば、コアオハナムグリだろう。
鞘翅は、毛が多いため類似種よりもマットな質感だが、毛をかき分けてルーペで拡大すると、やはりピカピカに輝いていた。
写真のように、ヒメジョオンやシロツメクサなどで花粉を食べる姿をよく見かける。名前の通り、花に潜っているのが好きなのだろう。
コアオハナムグリの基本データ
分類:動物界 節足動物門 昆虫綱 鞘翅目(コウチュウ目)カブトムシ亜目 コガネムシ上科 コガネムシ科 ハナムグリ亜科 ハナムグリ属 コアオハナムグリ
学名:Gametis jucunda
漢字名:小青花潜り
大きさ:10~14mm
成虫の見られる時期:4~10月
分布:北海道・本州・四国・九州・沖縄
学名:Gametis jucunda
漢字名:小青花潜り
大きさ:10~14mm
成虫の見られる時期:4~10月
分布:北海道・本州・四国・九州・沖縄
こちらはガマズミでお食事中のコアオハナムグリだ。
コナラの倒木の上をウロウロしていた。この個体は、前翅も前胸背板も縁が黒っぽくなっていた。中には、もっと黒っぽい個体や赤っぽい個体もいる。