
ハラグロオオテントウは、大きさが1cmを超える日本最大級のテントウムシだ。
私が初めて見たときは「本当にテントウムシだろうか?」という、その圧倒的な存在感に驚いた。
本種と、カメノコテントウ、オオテントウが日本のテントウムシBIG3と言われている。
クワにつくクワキジラミを食べる。見つけるためには、まずクワキジラミが沢山ついているクワを探してみよう。
ハラグロオオテントウの基本データ
分類:動物界 節足動物門 昆虫綱 鞘翅目(コウチュウ目)カブトムシ亜目 ヒラタムシ上科 テントウムシ科 テントウムシ亜科 テントウムシ族 Coccinella ハラグロオオテントウ
学名:Callicaria superba
漢字名:腹黒大天道
大きさ:11~12mm
成虫の見られる時期:5~6月
分布:本州・四国・九州
学名:Callicaria superba
漢字名:腹黒大天道
大きさ:11~12mm
成虫の見られる時期:5~6月
分布:本州・四国・九州

名前の通り腹黒い。

しかし、中にはこんな個体もいるようだ。

羽化直後のハラグロオオテントウは、まだ翅に星がない。

ハラグロオオテントウの蛹。こちらも1cm級の迫力ボディー。