![ウスモンオトシブミ](https://radiozukan.com/wp-content/uploads/2023/04/258A7721-e1688393319715.jpg)
ウスモンオトシブミは、キブシやゴンズイの葉でゆりかごを作る、オトシブミの仲間だ。
オトシブミの仲間が作るゆりかごの中には、卵がひとつ産みつけられている。
ウスモンオトシブミの基本データ
分類:動物界 節足動物門 昆虫綱 鞘翅目(コウチュウ目)カブトムシ亜目 ゾウムシ上科 オトシブミ科 オトシブミ亜科 オトシブミ族 ウスモンオトシブミ
学名:Apoderus balteatus
漢字名:薄紋落し文
大きさ:6.5~7.0mm
成虫の見られる時期:4~9月
分布:北海道・本州・四国・九州
学名:Apoderus balteatus
漢字名:薄紋落し文
大きさ:6.5~7.0mm
成虫の見られる時期:4~9月
分布:北海道・本州・四国・九州
![ウスモンオトシブミ](https://radiozukan.com/wp-content/uploads/2023/04/258A7782-CR3_DxO_DeepPRIMEXD-1-e1688393332194.jpg)
卵からうまれた幼虫は、葉っぱのゆりかごを食べて成長する。
やがてゆりかごの中で蛹から成虫の姿へとかわり、初めて外界へと姿をあらわす。
![ウスモンオトシブミ](https://radiozukan.com/wp-content/uploads/2023/04/258A7733-1-e1688393345593.jpg)
ゆりかごは、子供の成長を願う母が残した食料兼シェルターなのだ。
夏が始まる頃には、キブシの足元にゆりかごが見つかるかもしれない。
![ウスモンオトシブミ](https://radiozukan.com/wp-content/uploads/2023/04/258A7759-e1688393359247.jpg)
背中の模様が特徴的なウスモンオトシブミ。
![キブシの葉に空いたウスモンオトシブミの食痕](https://radiozukan.com/wp-content/uploads/2023/04/258A7710-e1688393373474.jpg)
キブシの葉にウスモンオトシブミの食痕が残っていた。