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ヤマシロオニグモ

ヤマシロオニグモ

ヤマシロオニグモ
2018年6月神奈川県横浜市

ヤマシロオニグモは、林縁などで垂直に網を張るヒメオニグモの仲間ヒメオニグモ属はオニグモ属より小さいので、「ヒメ」がつくのだろう。

腹部の模様には変異が多く、写真は一番よく見かける通常タイプ。ワタシには、模様が背骨の様に見えるのだが、ご賛同頂けるだろうか。

ヤマシオロニグモは、他に後黒(アトグロ)型・背白(セジロ)型・無紋型がある。オニグモのような腹部前端の突起(肩状突起)はない。

ヤマシロオニグモの基本データ

分類:動物界 節足動物門 鋏角亜門 蛛形綱 蜘蛛目(クモ目)コガネグモ科 ヒメオニグモ属 ヤマシロオニグモ
学名:Neoscona scylla
漢字名:山城鬼蜘蛛
大きさ:♂7~12mm ♀9~16mm
成体の見られる時期:7~9月
分布:北海道・本州・四国・九州・沖縄
ヤマシロオニグモ
2016年7月神奈川県横浜市

イネ科植物の葉で休憩中のようだ。

ヤマシロオニグモ
2023年7月神奈川県川崎市

こちらのヤマシロオニグモは、糸で葉を折りたたんで身を隠していた。

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