ヤマシロオニグモは、林縁などで垂直に網を張るヒメオニグモの仲間。ヒメオニグモ属はオニグモ属より小さいので、「ヒメ」がつくのだろう。
腹部の模様には変異が多く、写真は一番よく見かける通常タイプ。ワタシには、模様が背骨の様に見えるのだが、ご賛同頂けるだろうか。
ヤマシオロニグモは、他に後黒(アトグロ)型・背白(セジロ)型・無紋型がある。オニグモのような腹部前端の突起(肩状突起)はない。
ヤマシロオニグモの基本データ
分類:動物界 節足動物門 鋏角亜門 蛛形綱 蜘蛛目(クモ目)コガネグモ科 ヒメオニグモ属 ヤマシロオニグモ
学名:Neoscona scylla
漢字名:山城鬼蜘蛛
大きさ:♂7~12mm ♀9~16mm
成体の見られる時期:7~9月
分布:北海道・本州・四国・九州・沖縄
学名:Neoscona scylla
漢字名:山城鬼蜘蛛
大きさ:♂7~12mm ♀9~16mm
成体の見られる時期:7~9月
分布:北海道・本州・四国・九州・沖縄
イネ科植物の葉で休憩中のようだ。
こちらのヤマシロオニグモは、糸で葉を折りたたんで身を隠していた。