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ヒメヤママユ

ヒメヤママユ

ヒメヤママユ
2020年11月福井県坂井市

ヒメヤママユは、ピンク×カーキ×えんじ色の翅が美しい、ヤママユガの仲間だ。

近年ブームのアウトドアウェアの様な配色で、なかなかにオシャレである。

ヒメヤママユの基本データ

分類:動物界 節足動物門 昆虫綱 鱗翅目(チョウ目)ヤママユガ科 ヤママユガ亜科 Saturnia属 ヒメヤママユ
学名:Saturnia jonasii jonasii(Caligula jonasii jonasii)
漢字名:姫山繭
大きさ 開帳:85~105mm 前翅長:45~58mm
成虫の見られる時期:9~11月
分布:北海道・本州・四国・九州

https://youtu.be/GyKDqaynqhU

ヒメヤママユの幼虫
2023年5月神奈川県横浜市

ヤママユガの幼虫。

ヤママユガの仲間は、成虫になると口吻が退化して何も食べることができない。幼虫の時に貯め込んだエネルギーだけで、蛹から成虫への変態をとげ、次世代へと命をつなぐのだ。

ヤママユガ科の幼虫たちが丸々と太っているのは、その為だろう。

ヒメヤママユの幼虫の頭部
2023年5月神奈川県横浜市

ヒメヤママユの幼虫は、バラ科・ブナ科・ミズキ科など様々な木の葉を食べる。

この幼虫はコゴメウツギ(バラ科)の木で食休みのところ、撮影に協力してもらった。
ヒメヤママユの幼虫の糞
ヒメヤママユの幼虫の糞。これを見た小学2年生息子の感想は「カヌレみたいだね」である。

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