
オオホシオナガバチは、お腹の先に長い「尾」のあるオナガバチの仲間だ。
「尾」とはいっても、哺乳類の「尻尾」とは全くの別物で、正体は産卵に使う器官である。当然、産卵を行うメスにしかない。
オナガバチの仲間は、この長い尾を木に差し込み、他の虫の幼虫に卵を産みつける。キバチの幼虫に寄生することが多いようだ。
オオホシオナガバチの基本データ
分類:動物界 節足動物門 昆虫綱 膜翅目(ハチ目)ミツバチ上科 ヒメバチ科 オナガバチ亜科 オオホシオナガバチ
学名:Megarhyssa praecellens
漢字名:大星尾長蜂
大きさ:30~40mm
成虫の見られる時期:5~9月
分布:北海道・本州・四国・九州
学名:Megarhyssa praecellens
漢字名:大星尾長蜂
大きさ:30~40mm
成虫の見られる時期:5~9月
分布:北海道・本州・四国・九州

種名の「星」は、お腹の黄色い紋と翅の黒い紋のどちらを表しているのだろうか。