翅の端(つま→はしっこ)に白い紋のあるエダシャクの仲間、ツマジロエダシャク。名前の由来は…違うかもしれない。
写真の個体は、神社の境内を散策中、枯れ葉の上に踏み出したワタシの足元から飛び立った。すぐ近くの木の葉に着地したので、撮影に協力してもらった。
ツマジロエダシャクの基本データ
分類:動物界 節足動物門 昆虫綱 鱗翅目(チョウ目)シャクガ科 エダシャク亜科 Krananda属 ツマジロエダシャク
学名:Krananda latimarginaria
大きさ(開帳):27~43mm
成虫の見られる時期:4~11月
分布:本州・四国・九州・沖縄
食べ物:幼虫-クスノキ科(クスノキ)やモクレン科(オガタマノキ)など
学名:Krananda latimarginaria
大きさ(開帳):27~43mm
成虫の見られる時期:4~11月
分布:本州・四国・九州・沖縄
食べ物:幼虫-クスノキ科(クスノキ)やモクレン科(オガタマノキ)など
触角にはオスとメスで違いがあるようだ。この個体は、短い毛のようなものが波型にはえている。おそらくオスだろう。メスは糸状の触角だという。
ガの仲間は、複眼がクリクリで可愛らしい種が多い。野外で出会ったら、そっと近づいてルーペで観察してみよう。
全体的に曲線が少なくカクカクした印象。前翅と後翅を目一杯広げてとまっていることが多いが、どんなメリットがあるのだろう。