コクワガタは、日本で最も姿を見ることができるクワガタの仲間だろう。
ノコギリクワガタやミヤマクワガタに比べると小型で地味な印象があるので、子供達からの人気はあまりない。
しかし、コクワガタの雄も大型になると、それらに負けない魅力がある。
コクワガタの基本データ
分類:動物界 節足動物門 昆虫綱 鞘翅目(コウチュウ目)カブトムシ亜目 コガネムシ上科 クワガタムシ科 オオクワガタ属 コクワガタ亜属 コクワガタ
学名:Dorcus rectus
漢字名:小鍬形大きさ:♂17~54mm ♀22~33mm
成虫の見られる時期:5~10月
分布:北海道・本州・四国・九州
学名:Dorcus rectus
漢字名:小鍬形大きさ:♂17~54mm ♀22~33mm
成虫の見られる時期:5~10月
分布:北海道・本州・四国・九州
と言いながら、大型の写真がないので、コクワガタ中型の雄個体である。
コクワガタ中型の雄個体の頭部。大顎先の内歯は消失している。
コクワガタの雌は、雄にも増して人気がない。
クワガタ類の雌は、大顎の立派な雄に比べて見分けが難しい。
コクワガタの雌は、前脚付け根の間に出っ張りがなく、後翅につやがなくて点刻がある。