ヤセウツボは、地中海沿岸原産の寄生植物である。
シロツメクサやアカツメクサなどのマメ科を筆頭に、キク科やセリ科など様々な植物の根に寄生する。
宿主から栄養を貰うため、自分では葉緑素を持たない。そのため、写真のような褐色をしている。
牧草が寄生されると収穫量が減るため、農家にとっては困りものである。
ヤセウツボの基本データ
分類:植物界 被子植物 真正双子葉類 コア真正双子葉類 キク上類 キク類 シソ類 シソ目 ハマウツボ科 ハマウツボ属 ヤセウツボ
学名:Orobanche minor
漢字名:痩靫
花言葉:依頼心の強い
大きさ:15~50cm
花の見られる時期:5~6月
原産:南ヨーロッパ
分布:本州・四国
外来生物法:要注意外来生物
学名:Orobanche minor
漢字名:痩靫
花言葉:依頼心の強い
大きさ:15~50cm
花の見られる時期:5~6月
原産:南ヨーロッパ
分布:本州・四国
外来生物法:要注意外来生物
しかし、最近の研究ではヤセウツボから取り出した物質が、アルツハイマーの原因物質の活動を抑える働きがあるとわかったらしい。
近い将来、ヤセウツボが珍重される日が来るかもしれない。
外来生物法では、要注意外来生物とされている。