クロスジギンヤンマは、林に囲まれた池沼を好むヤンマ科の仲間だ。
クロスジギンヤンマの基本データ
分類:動物界 節足動物門 昆虫綱 蜻蛉目(トンボ目)ヤンマ科 ギンヤンマ属 クロスジギンヤンマ
学名:Anax nigrofasciatus nigrofasciatus
漢字名:黒筋銀蜻蜓
大きさ:64~87mm
成虫の見られる時期:4~8月
分布:本州・四国・九州
学名:Anax nigrofasciatus nigrofasciatus
漢字名:黒筋銀蜻蜓
大きさ:64~87mm
成虫の見られる時期:4~8月
分布:本州・四国・九州
オスは縄張りを持ち、パトロール飛行を繰り返す。メスとの出会いや獲物を求めての行動だろう。
私のフィールドでは、縄張り内に侵入した同種のオスやオオシオカラトンボなどと争う姿がしばしば見られる。バサバサと翅音を立てた空中戦は、一瞬ではあるがなかなかの迫力だ。
近縁のギンヤンマとは、胸の模様が異なる。この2本の黒いスジが名前の由来である。
クロスジギンヤンマのオスの腹部。黒地に水色の星が散りばめられている。
クロスジギンヤンマのオスの頭部。複眼の色は青水色。
クロスジギンヤンマのメスが、腹部の先を水につけて産卵している。ギンヤンマはオスと連結して産卵するが、クロスジギンヤンマでは観察したことがない。
本日も見回り飛行、お疲れ様である。