オオスズメバチは、世界最大のスズメバチの仲間だ。女王蜂を中心とした社会生活を営み、数百匹ほどのコロニーを作る。
日本で野生生物に襲われたことによる死者の数は、ヘビやクマよりもスズメバチが一番多い。スズメバチの中でも、攻撃的で強力な毒をもつオオスズメバチは、日本における最も危険な生物と言えるだろう。
オオスズメバチの基本データ
分類:動物界 節足動物門 昆虫綱 膜翅目(ハチ目)スズメバチ科 スズメバチ亜科 スズメバチ属 オオスズメバチ
学名:Vespa mandarinia
漢字名:大雀蜂
大きさ:27~38mm 女王蜂40~55mm
成虫の見られる時期:4~10月
分布:北海道・本州・四国・九州
学名:Vespa mandarinia
漢字名:大雀蜂
大きさ:27~38mm 女王蜂40~55mm
成虫の見られる時期:4~10月
分布:北海道・本州・四国・九州
春の雑木林で、わずかな樹液を求めてコナラの樹皮の割れ目に顔を埋めていた。
大顎の間から樹液を舐める口がのぞいている。
この個体は、まだ蕾の多いエゴノキを入念にチェックしていた。蜜を求めて咲いている花を探していたのか、あるいは子供たちに与える肉団子の材料を探していたのか。