サクソフォンの様な形の花を咲かせるつる性の植物。この花の中に潜り込んだハエなどはなかなか抜け出せず、花粉を身体に纏わりつかせて、受粉の手伝いをすることになる。
葉や果実に、腎臓に悪影響を与えるアリストロキア酸を含む。本種を食草としてこの有毒物質を体内に取り込んで利用する、ジャコウアゲハという蝶もいる。
オオバウマノスズクサの基本データ
分類:植物界 被子植物 モクレン類 コショウ目 ウマノスズクサ科 ウマノスズクサ亜科 ウマノスズクサ属 オオバウマノスズクサ
学名:Aristlochia kaempferi
漢字名:大葉馬の鈴草
花の見られる時期:3~4月
分布:本州(関東以西)・九州
学名:Aristlochia kaempferi
漢字名:大葉馬の鈴草
花の見られる時期:3~4月
分布:本州(関東以西)・九州
オオバウマノスズクサの若い果実。
下から見るとスターフルーツのような形をしている。有毒なので、くれぐれも食べることのないようお願いしたい。