レヂヲのいきもの図鑑では、現在141種を紹介中!最新のいきものは「オオホシオナガバチ」だ!
フデリンドウ

フデリンドウ
2017年4月21日東京都町田市
フデリンドウは、日が当たらないと花が開かないので、日当たりのよい林や草地などに生える越年草だ。

写真左の花が閉じている状態が筆先のように見える、というのが「フデリンドウ」という和名の由来である。

実は熟すと、開いて種子のお皿の様になる。そこに雨が降ることで種子を散布するようだ。

ネコノメソウの仲間も、同じように雨で種子を散らす。近縁でない種が、部分的に同じような進化を遂げるというのは、なんとも不思議である。

分類:植物界 被子植物 真正双子葉類 コア真正双子葉類 キク上類 キク類 シソ類 リンドウ目 リンドウ科 リンドウ属 フデリンドウ
学名:Gentiana zollingeri
漢字名:筆竜胆

大きさ:5~10cm
花の見られる時期:3~5月
分布:北海道・本州・四国・九州

フデリンドウ
2017年4月21日東京都町田市
高さが5~10cmほどしかないので、うっかりして踏んづけてしまいそうになる。
フデリンドウ
2017年4月21日東京都町田市
半分くらい開いた花。使い古して開いてしまった兄姉からのオサガリフデリンドウといったところだろうか。


新装版 花と草木の歳時記

リンドウ科カテゴリの最新記事