コゲラは、全長15cmほどの日本で一番小さなキツツキの仲間である。
留鳥・漂鳥として、ほぼ日本全国で一年中観察することができる。
雑木林で「ギィーッ」という地鳴きや「ココココッ」というドラミング(木をツツク音)が聞こえたら、周囲の木を幹から枝へと、よく探してみよう。
コゲラの基本データ
分類:動物界 脊索動物門 脊椎動物亜門 鳥綱 キツツキ目 キツツキ科 アカゲラ属 コゲラ
学名:Dendrocopos kizuki 又は Yungipicus kizuki
漢字名:小啄木鳥
大きさ:15cm
分布:北海道・本州・四国・九州・沖縄(留鳥・漂鳥)
学名:Dendrocopos kizuki 又は Yungipicus kizuki
漢字名:小啄木鳥
大きさ:15cm
分布:北海道・本州・四国・九州・沖縄(留鳥・漂鳥)
コゲラの雌雄を見分けるのは大変難しい。雄には、後頭部に数本の赤い羽根があるが、普段は他の羽根に隠れて見ることが出来ないからだ。
雌の方が少しだけ体が大きいが、野外でその差を見比べることは、ワタシには無理である。
樹皮の下から何か見つけたようだ。
趾(あしゆび)は前後2本ずつにわかれる対趾足と呼ばれるタイプ。この対趾足と固い尾羽で体をしっかりと支えているので、幹にとまることができる。