ニホンアマガエルは、最も身近に見られるアマガエルの仲間だ。3cm前後の体長で黄緑色、鼻先から顔の横に黒い帯があればニホンアマガエルであろう。
皮膚の粘膜には、細菌などから身を守るための毒性物質が分泌されている。目に入ると失明の恐れもあるので、触ったら必ず手を洗おう。
ニホンアマガエルの基本データ
分類:動物界 脊索動物門 両生綱 無尾目(カエル目)カエル亜目 アマガエル科 アマガエル亜科 アマガエル属 ニホンアマガエル
学名:Hyla japonica
漢字名:日本雨蛙
大きさ:♂20~40mm ♀26~45mm
分布:北海道・本州・四国・九州
学名:Hyla japonica
漢字名:日本雨蛙
大きさ:♂20~40mm ♀26~45mm
分布:北海道・本州・四国・九州
ニホンアマガエルは黄緑色の体色がよく知られるが、環境に合わせて体色を変化させることができる。
こちらは変色中だろうか?黄緑の地色に、一部が灰褐色になっている。
コケの生えた樹皮という環境に素晴らしく適応した体色のニホンアマガエル
こちらのニホンアマガエルは黒斑が多めである。
公園の大きな岩にいたニホンアマガエル。早く体色を変化させないと見つかってしまいそうだ。
ヤマグワの葉の上で鳴いていたニホンアマガエル。のどにある鳴嚢を膨らませている。鳴くのはオスだけだ。
自動販売機に貼りつくニホンアマガエル。指先に吸盤があり、ツルツルした場所でも登ることができる。
最もよく見かけるニホンアマガエルは、やはりこの色だろう。