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ムネクリイロボタル

ムネクリイロボタル

ムネクリイロボタル
2023年5月神奈川県横浜市

ムネクリイロボタルは、前胸背板が栗色のホタルの仲間である。幼虫も成虫も発光するそうだが、ワタシはまだ見たことがない。

幼虫は陸生のカイ類を食べるようだ。成虫は水分を補給する程度で、食事はしない。

ムネクリイロボタルの基本データ

分類:動物界 節足動物門 昆虫綱 鞘翅目(コウチュウ目)カブトムシ亜目 ホタル上科 ホタル科 クシヒゲボタル亜科 ムネクリイロボタル
学名:Cyphonocerus ruficollis
漢字名:胸栗色蛍
大きさ:約6~9mm
成虫の見られる時期:4~7月
分布:本州・四国・九州
ムネクリイロボタル
2023年5月神奈川県横浜市

名前の由来は、その胸の色からだと思われるが、この色を栗色とあらわしたことをリスペクトしたい。

確かに、ゲンジボタルやヘイケボタルに比べると、鮮やかさにかけた黒みのある色である。

ムネクリイロボタル
2023年5月神奈川県横浜市

ムネクリイロボタルは触角に特徴がある。オスは櫛状に2本の分枝がある。このページの写真はすべてオスである。

メスの触角の形状は文献によって、「ノコギリ状」「1本の分枝」「分枝が短い」と微妙に違いがあるので、実際に確認したいところだ。

ムネクリイロボタル
2023年5月神奈川県横浜市

ムネクリイロボタルは昼行性なので、昼間から葉っぱの上を元気に歩いていた。

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