ヤマネコノメソウは、「果実を上から見ると「猫の目」に似ている」ということからついた名前のようだが、さて、似ているだろうか?
茶色に見える粒は種子。その器に雨が注がれ、溢れ出たり弾き飛ばされることで種を撒くようだが、この散布方法で果たしてどこまで拡がるのか。
分類:植物界 被子植物 真正双子葉類 コア真正双子葉類 ユキノシタ目 ユキノシタ科 ネコノメソウ属 ヤマネコノメソウ
学名:Chrysosplenium japonicum
漢字名:山猫の目草
学名:Chrysosplenium japonicum
漢字名:山猫の目草
大きさ:10~20cm
花の見られる時期:3~4月
分布:北海道・本州・四国・九州
未熟な果実と僅かに残る花。花弁(花びら)はなく、萼列片という部分が黄緑色に色づく。
少し湿ったような環境を好むようだ。
ネコノメソウの仲間は種数が多く、種内の変異も多いようで、同定が難しい。これもヤマネコノメソウだと思うが、自信はない。