アオジは、林縁や藪で地面に落ちた種子や昆虫などを食べている姿をよく見かける。
羽の色を見ると「アオジじゃなくてミドリジでしょ!」と言いたくなるが、野鳥の名前で「アオ」は「緑」を指すことが多い。 「青」を表すには「ルリ」が使われる。
アオジは全国的に個体数が減少傾向にあるようで、神奈川県では絶滅危惧Ⅱ類(危急種・VU)(繁殖期)に指定されている。
アオジの基本データ
分類:動物界 脊索動物門 脊椎動物亜門 鳥綱 スズメ目 スズメ亜目 ホオジロ科 ホオジロ属 アオジ
学名:Emberiza spodocephala
漢字名:青鵐
大きさ:16cm
分布:全国(漂鳥・本州中部以西では冬鳥)
レッドリスト:絶滅危惧Ⅱ類(繁殖期)(神奈川県)
学名:Emberiza spodocephala
漢字名:青鵐
大きさ:16cm
分布:全国(漂鳥・本州中部以西では冬鳥)
レッドリスト:絶滅危惧Ⅱ類(繁殖期)(神奈川県)
目の周りや嘴の下が黒いので、このアオジはオスだろう。
こちらは地味な配色のアオジのメス。一説には、鳥のメスが地味な色をしているのは、卵をあたためる時に捕食者から見つかりにくいためだという。
確かに、動かなければ落ち葉や枝に同化して見失ってしまいそうだ。
こちらのオスは、水辺で何か旨そうなものを見つけたようだ。